フェンダージャパンはどう選ぶ?おすすめラインナップとその特徴を解説!!

フェンダージャパンとは

フェンダー本社のプロデュースギター

「フェンダージャパン」という表記のギターは、フェンダー社に「コピーライセンス」が与えられたいわば「コピーモデル」でした。プロデュースを日本が行っていたんですね。

しかし「フェンダージャパン」は2015年に終了し、今では「フェンダー社のプロデュースで、日本メーカーが製造する」という形に変わり、「ジャパン・エクスクルーシブ」と呼ばれるフェンダーの正規品になっています。

ただ、今でも「フェンダージャパン」の呼び名が定着しているので、今回も「日本で製造されているフェンダーギター」という意味で、「フェンダージャパン」と呼んでいきたいと思います。

低価格ながら高い品質

フェンダージャパンのギターは低価格ながら高い品質を保つ「コストパフォーマンスの良い」ギターです。

フェンダー本家で設計し、日本の丁寧なビルドによって完成されたギターは、個体差が少なく安定したクオリティを誇っています。

フェンダージャパンの選び方

フェンダージャパンには

  • Traditional(トラディショナル)シリーズ
  • Hybrid(ハイブリッド)シリーズ
  • Modern(モダン)シリーズ

の3つのラインナップが存在します。

ここからはフェンダージャパンの選び方について見ていきましょう!

フェンダージャパンの中でグレードを下げることは避ける

各シリーズの大体の値段が上の図の通りです。

フェンダーUSAと比べると比較的リーズナブルな値段設定になっていますね。

ここでおすすめしないのは、「高くて手が届かないから安いシリーズにする」ということです。

「ハイブリッド高いから、トラディショナルにしよ!」って感じですね。

なぜかというとこの3つのシリーズ、「コンセプトが全く違うシリーズ」だからです。

値段だけに気を取られて、安いシリーズを選んでしまうと、自分の思っていたギターが買えない可能性が高いです。現に「ハイブリッドシリーズ」と「トラディショナルシリーズ」では、サウンドもコンセプトも全然違います。

安い物を選びたいのなら、他のリーズナブルなメーカーを探すことをおすすめします!

モダンか、ヴィンテージか。

ギターのサウンド、ルックスを判断するときに大きな指標になるのが「モダン」か「ヴィンテージ」かということです。

「ヴィンテージ」はその名の通り昔ながらの伝統的なサウンド、ルックスのことです。トラディショナルで味のあるサウンドを得ることができますが、「汎用性」「使いやすさ」に関しては他のギターに劣ることも多いです

「モダン」の定義は少し難しいですが、一言「使いやすいギター」でしょうか。

  • 歪みやエフェクトの乗りが良い
  • サウンドメイクの多様さ
  • アンサンブルに馴染みやすいバランスの良いサウンド
  • プレイしやすい加工

こんな要素を持っているギターですね。

ギターを選ぶときはまず、「モダン」なギターがいいのか、「ヴィンテージ」指向のギターがいいのか決定すると、選択肢が分かりやすく絞れていくかなと思います!

フェンダージャパンでは

こんな感じですね!

参考にしてみてください!

一本ずつの特徴を知る

ここまでは「シリーズの見方」のお話でしたが、最終的には一本一本のサウンド、仕様の特徴を理解することが大切です。

次項から各シリーズの解説に入っていきますが、気になるシリーズがあったら、詳しく書かれた記事のリンクに飛んでいただくと、更に詳しい解説や、ラインナップの特徴、サウンドを一本ずつ解説しているので、参考にしていただけたらと思います!

フェンダージャパンのラインナップ

【歪みと相性の良いヴィンテージギター】「Traditional」シリーズ

Check!!
  • 価格:9万円ほど
  • ヴィンテージ感あふれるルックス
  • 歪みと相性が良い

最初に紹介するのは「Traditional」シリーズです。

名前の通り「トラディショナル」なルックス、サウンドに焦点が当てれたシリーズです。フェンダージャパンの中で最もヴィンテージ指向のギターですね!

「Traditional」シリーズの一番の魅力はその「ドライブサウンド」です。

基本的にヴィンテージ系のギターは歪みの乗りがあまりよくなく、深い歪みには対応できないことが多いですが、「Traditional」シリーズでは伸びやかなドライブサウンドを楽しむことができます。

歪みの乗りがきれいで、サスティンも稼げる、ヴィンテージギターでは希有な存在ですね。

逆にクリーンサウンドは少しヘタっている印象で、クリーンブースターなどのエフェクターを使ってフォローが必要になりそうです。

Fender Made In Japan Traditional 50s/60s/70s และ Aerodyne Strat

【モダンとヴィンテージのハイブリッド】「Hybrid」シリーズ

Check!
  • 価格:12万円ほど
  • US製のピックアップ搭載
  • ハリのあるフェンダーサウンド

「Hybrid」シリーズは「ヴィンテージ」感の残るルックスと、より快適なプレイを追求した「モダン」な仕様を持つ、その名前の通り「モダンとヴィンテージがハイブリッド」したギターです。

フェンダーの伝統的なルックス、サウンドを現代のプレイヤーにも使いやすいよう進化を遂げたシリーズと言えますね!

この「Hybrid」シリーズの大きな魅力が「US製のピックアップ」が採用されていることです。

ストラト、テレキャスには「Fender® USA Vintage ピックアップ」が、ジャズマスター、ジャガーには「American Professional」と同じピックアップである「V-modピックアップ」、ハムバッカーには「Showbucker」が搭載されています。

ハリのあるフェンダートーンを十分に楽しむことができる本格派シリーズです!

Fender FSR MIJ Hybrid 60s Strat Rosewood Burgundy Mist

【フェンダーの問題児?ハイゲインギター】「Modern」シリーズ

Check!!
  • 価格:16万円ほど
  • メタル・ラウド系というフェンダーらしからぬサウンド
  • シングルコイルには「American Elite」と同じピックアップ

「Modern」シリーズは、フェンダーでは珍しい(唯一?)メタルやラウド系のロックサウンドを狙って作られたハイゲインギターのシリーズになります。

クリーン~オーバードライブサウンドに焦点が当てられた「ニュアンス重視」のギターが多いフェンダーでは異質の存在ですね!

ハムバッカーに採用されている「Modern Modified Humbucking」はパワフルでダイナミックなサウンドというよりは、「音作りしやすいサウンド」といった感じで、歪みの乗りはもちろん、他のエフェクターとも相性抜群です。

シングルコイルは、フェンダーUSAで最もグレードの高い「American Elite」シリーズと同じピックアップである「第4世代noiselessピックアップ」が採用されていて、出力高めでありながらシングルコイルらしい歯切れの良いサウンドを鳴らしてくれます。

“異端児”的モデルが登場! フェンダー“Made in Japan Modern”シリーズ試奏 by ミヤ/ムック ヤング・ギター9月号
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