常田大希の使用機材は?代用も紹介!【King Gnuコピーバンド必見】【ギター・エフェクター】【キングヌー】

kinggnu常田機材
この記事で分かること
  • 「今度King Gnuのコピーバンドをやる。サウンドメイクをどうしたらいい??」
  • 「ぼくKing Gnu大好きマン。常田さんと同じ機材欲しい」
  • 「同じ機材は高くてしんどい。代用は??」

こんな方に役立つ内容の記事です!
当てはまる方はぜひチェックしてみてください!

常田さんのかっこいいギターサウンドを再現しましょう!

目次

King Gnuのギターサウンドの特徴

ではまず、King Gnuのギターサウンドの特徴を確認していきます。
適した機材選びのためにしっかりサウンドを理解しましょう!!

King Gnuのサウンドを一言でいうと、「ワイルドとおしゃれの融合」だと思っています。それを成立させるキーワードは、、、

  • ワイルドなファズサウンド
  • おしゃれなワウサウンド
  • 疾走感のあるアコースティックギター

この3点です!
1つずつ見ていきましょう!

中低音域に迫力のあるジリジリとしたファズサウンド

1つ目のサウンドの特徴は「中低音域に迫力のあるジリジリとした歪み」ということ。

クランチはこんな感じ。「どろん」で聴いてみましょう。

そこまで歪みの深くないクランチサウンドですが、チャキチャキというよりジャキジャキな感じ。リズムギターの小気味よさを損なわない範囲で、中低音域をブーストしたワイルドなクランチサウンドになっています。

次は深めのファズサウンド。(「飛行艇」のギターリフめちゃくちゃかっこいいよね。)

こんな感じ。

歪み量こそ違いますが、こちらもファズ特有のジリジリとした質感で中音域がブーストされています。

曲によってサウンドメイクが異なるのはもちろんですが、高音がキンキンするようなサウンドは少ないイメージ。ワイルドで渋く男らしいサウンドが多く、それって中低音域をかっこよくブーストしてるってことなんですね。

中域に粘りのあるワウサウンド

2つ目は「中域に粘りのあるワウサウンド」です。

「King Gnuと言えば、ワウを多用しているよね」という印象の方も多いのではないでしょうか??

では、いきなりワウを使ったギターフレーズで始まる「Vinyl」をどうぞ。

軽いクランチサウンドにフレーズに合わせてワウを踏んでいます。

前項と被りますが、こちらもキンキンしたサウンドではなく、中音域に粘りのある鼻の詰まったような音であることがポイントです。

アコースティックギターを結構使ってる

3つ目のポイントは「アコギを頻繁に使っている」ということ。

次の2曲では分かりやすくアコギを使っています。

どちらにも共通して言えるのは「アコギサウンドによって疾走感がプラスされている」という点。癖になるリズムが多いKing Gnuの曲の秘密はここにあるのかも??

常田大希の使用機材とその代用【ギター編】

ここからは常田大希さんの使用機材を紹介していきます!

「値段が高いもの」「カスタムしていて手に入らないもの」「希少性の高いもの」はその代用機材も紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください!

【本人使用】Fano Guitars/Alt de Facto RB6(Bull Black)

  • ピックアップは「P-90」を使用
  • 歯切れの良さ+ミッドに寄った色気のあるトーン
  • 歪み乗りがよい
  • リッケンバッカーに似たクラシックなルックス
  • ビグスビー付き

特徴はこんな感じ。ライブでもよく使用しています。

パワフルなサウンドというよりは、アンサンブルの中で生きるタイトなサウンドイメージです。歪み乗りがよく、埋めたい帯域をピンポイントで埋めるように使っているように見えます。

【代用】Fender/Limited Mahogany Offset Telecaster

  • P-90ピックアップを使用
  • マホガニーボディでウッディなトーン
  • 歯切れの良いサウンド
  • ジャズマス×テレキャス

代用として選んだのはこちら!

フェンダーには珍しいマホガニーボディを使用。温かみのある雰囲気もありつつ、フェンダーらしい歯切れの良いサウンドも鳴らせるハイブリッド型です。歪ませたときのミッドに詰まった感じが似ていますね。

ビグスビーが付いていないので、アーミングプレイができないのが難点。ブリッジを取り換えて使うのがおすすめです。

【本人使用】Fender/American Performer Mustang Custom

  • P-90ピックアップを使用
  • 歪みの乗り◎
  • フェンダーらしい歯切れの良いサウンドも鳴らせる

2本目は「Fender/American Performer Mustang Custom」です。

エレキギターの代名詞であるフェンダーの中でも、高出力で歪み乗りがよい「Amarican Performer」シリーズのマスタングを改造したギターのようです。

「飛行艇」や「どろん」のMVに出てくるギターですね!ペニーカラーがかっこいいです!

オリジナルのマスタングとの変更点はこんな感じ。

  • ピックアップをP-90の変更
  • 指板材をメイプルに
  • アームの稼働範囲を狭くする

取材によると、「P-90に変えたことで音が太くなり歪み乗りがよくなった」「メイプル材は使えば使うほど味が出る」「マスタングはチューニングが狂いやすいので調整を行った」とのこと。

このようなコメントも常田さんの好みのサウンドを紐解くヒントになりますね!

【代用】Fender/Player Mustang 90

  • ジャガーボディ+P-90ピックアップという本人使用機材と同じ組み合わせ
  • 比較的リーズナブルな値段(7万円弱)で手が出しやすい
  • 歪みの乗りがよい
  • 骨太ながら小気味よいクリーンサウンド

「American Performer Mustang Custom」の代用として紹介したいのが、「Fender/Player Mustang 90」です。

同じくフェンダー社「Plyaer」シリーズのP-90搭載ジャガー。本人使用機材の「ジャガー+P-90」の組み合わせを満たし、リーズナブルな価格設定であることから、コピーバンドの学生さんに特におすすめです!

サウンドはこんな感じ。

フェンダーギターは綺麗なクリーントーンありきのサウンドで、がっつり歪ませるのは苦手なイメージがありますが、このPlayeジャガーはファジーなドライブサウンドを十分に引き出していますね。

もちろんフェンダーならでは歯切れの良いクリーンサウンドも出力でき、代用ギターとしてぴったりかと思います!

【本人使用】Fender/American Acoustasonic Telecaster

  • 作曲中に使用するギター
  • エレキの音もアコギの音も出せる優れもの
  • ハウりにくいことからライブにもおすすめ

こちら「Fender/American Acoustasonic Telecaster」はライブでの使用はありませんが、作曲中に使っているのだそう。「エレキの音もアコギの音も出るから便利」とのことで、家で手軽につま弾くギターとしておすすめですよ!

常田大希の使用機材とその代用【エフェクター編】

【本人使用】Shin’s music/DUMBLOID ODS(歪み)

メインの歪み。

いわゆる「ダンブル系」と言われる、粒立ちの良いサウンドが特徴です。ファズとオーバードライブの間のようなジリジリと金属感の強い歪みで、深く歪ませていってもピッキングやアンプのニュアンスが損なわれにくいのがグッドポイント。

「ROCK MODE」と「JAZZ MODE」を切り替えることができ、さまざまな使い方が可能。常田さんの攻撃的で荒々しいドライブサウンドを作るには必須級のペダルですね。

難点は、同じモデルが中々見つからないことと、お値段がペダルにしては高めという点ですね…汗

【代用】Jetter Gear/Altair IV(歪み)

「DUMBLOID ODS」の代用として選んだのがこちら。

Jetter Gear/Altair IV」はダンブル系ペダル特有のナチュラルなクランチサウンドに加え、荒々しいハードな歪みもメイク可能。ブースター付きの2チャンネルなので、1台でギターソロも思いきり弾くことができます。

1:35辺りのブーストサウンドは痺れますね!

【本人使用】MXR/raiji drive(歪み)

歪みペダル2つ目が「MXR/raiji drive」です。

こちらは前項で紹介した「DUMBLOID ODS」を作っている「Shin’s music」とのコラボ商品。常田さんのShin’s musicさんへの厚い信頼が伺えます(笑)

ODモードとDSモードが切り替えることで、曲によってマッチするサウンドをセレクト可能。ミッドをブーストしたような太いドライブサウンドが得られますよ。

こちらもDUMBLOID ODSと同じように、ジリジリとしたブースト感が特徴ですね。

【本人使用】Xotic/XW-1(ワウ)

King Gnuサウンドの要ともいえる大事な大事なワウペダル。
常田さんの足元にあるのは「Xotic/XW-1」です。

1967、1968年のイタリア製のワウを再現したヴィンテージサウンドを軸に、EQ設定はもちろん、トーン変化の最大最小を調整できる「WAH-Q」ノブ、サウンドキャラクターを変化させることのできる「BIAS」ノブなど、好みのワウサウンドを作り込むことができます。

現行の商品なので比較的手に入りやすいのがうれしいポイントです!

【本人使用】Digitech/HardWire RV-7 Stereo Reverb(リバーブ)

常田さんの使用しているリバーブは「Digitech/HardWire RV-7 Stereo Reverb」です。

温かみのあるナチュラルな残響感で、かけるだけでサウンドが哀愁のある雰囲気に。特にクリーンにかけたい色気のあるステレオリバーブです。

7種類ものリバーブモードを搭載している多機能性も魅力の1つです。

【代用】Empress Effects/Tape Delay(ディレイ)

リバーブの代用として紹介したいのが「Empress Effects/Tape Delay」。

そう、ディレイです(笑)

現行リバーブだとステレオ感を出すのは難しいため、少しかすれたような質感を持つテープディレイをチョイスしました。アナログライクで味のある絶妙なエコーをプラスできますよ。

もちろんディレイとしても活躍します!

少し値が張りますが、おすすめです!

【本人使用】TC Electronic/Flashback Delay(ディレイ)

8種類のディレイモードで多彩なサウンドメイクが可能に。テープとアナログのアルゴリズムを参考に作られており、こちらもヴィンテージ感あふれるトーンが得られます。

ルーパー機能付きで、バッキングを流しながらの1人プレイも楽しめますよ!

【本人使用】TC Electronic/Viscous Vibe(フェイザー)

ジミヘンが使用していたことで知られる「Uni-vibe」を再現した1台

アナログな質感でヴィンテージ感のあるフェイザーサウンドを鳴らすことができます。変則的なギタープレイをしたいという方にもおすすめです!

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この記事を書いた人

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