【アンプ問題】マーシャル、ジャズコ脱却!ライブでの自由な音作りのすすめ【プリアンプ、KEMPER】

この記事で分かること
  • マーシャル、JCに捉われないサウンドの作り方

こんにちは、もつを( https://twitter.com/motsuwo3 )です。

ライブハウスってマーシャルとジャズコしか置いてないから、自由に自分の好みの音が作れない!!

音作りの幅を広げるのにはどうしたらいいんだ?

こんな方に向けての記事になっています。

音作りする上で「アンプ」が及ぼす影響はとても大きいですよね。でもライブハウスには、定番機しかない。もっと自由に、自分にとって最高のサウンドをライブで披露するためにはどうしたらいいのか、

アンプ持ち込み

ペダル型プリアンプ

プロファイリングアンプ

この3つの選択肢から考えていきたいと思います!

このブログは見出し、太文字アンダーラインだけを読んでも、大まかな内容が分かるようになっています。
時間がない方や、全部読むのしんどいなって方はそこだけ読んでください!

目次

スタジオやライブハウスにマーシャル、ジャズコしかない問題!

「マーシャル」「ジャズコーラス」
この2つのアンプとどう向き合っていくかは、全国のギタリストの永遠の課題ですよね(笑)

そう言ってもいいぐらいこの2台しか置いてないライブハウスやスタジオって多い!!

揃えるボードの中身なんかも、この2台ありきで構築しているじゃないでしょうか?

でも誰もがこう思ったことがあるはずです。

もっと自由に音作りがしたいんじゃ( ゚Д゚)!!

アンプが決まっているってこれ、相当音作りのバリエーション限られますよね。

これ、ことあるごとに言っているんですが、

  • ギター
  • アンプ
  • エフェクター

の3要素をサウンド決定に影響する順に並べると

アンプ(50%)>ギター(35%)>エフェクター(15%)

こんな感じだと思うんですよね。

50%も占めている最重要なアンプが決まっているなんて、サウンドが半分決まっているようなものです。(もちろん持論ですが)

エフェクターで無理に自分好みの音を作ろうと思って、失敗している人も多く見てきたし、「やっぱりみんな苦労してるな」とずっと感じていました。

今回はそんな「アンプ問題」を解決するために、「マーシャル」「ジャズコーラス」に捉われない音作りの選択肢をいくつか紹介していきたいと思います!!

自由に音作りをする方法

では始めていきますね。

今回紹介する方法は

  • アンプを持ち込む
  • ペダル型プリアンプ
  • プロファイリングアンプ「KEMPER」

この3つです。

ひとつずつ見ていきましょう!

アンプを持ち込む

一つ目は「アンプを持ち込む」という方法です。

  • 運ぶのが大変
  • 練習で常に運ぶのはさらに大変
  • 使わないときはどこにしまっておくのか
  • 値段が高い

自分で書いておいてなんですが、あまりおすすめしません(笑)

上記の項目がクリアできる人ならいいかもしれませんが、アンプを持ち込むなんてプロじゃなきゃ滅多にしませんよね。特に運搬がめちゃくちゃ大変です。

ただ、自分にとってベストなアンプを所有することは、音作りにおいて究極です。

本当に音にこだわりたい人はこの選択肢もありかもしれません。

ペダル型プリアンプをボードに組み込む

2つ目は「ペダル型プリアンプをボードに組み込む」です。

これは割と実践しやすくおすすめかもしれません!

ではまず「プリアンプって何よ?」という人に説明しておくと

  • ギターから出力された音の信号を整えるもの
  • サウンドのキャラクターを決定する
  • アンプの構造は、プリアンプ(整える)→パワーアンプ(増幅する)→スピーカー(出力)

こんな感じですね。

そもそもアンプで音が決定してしまうのは、このプリアンプの影響が大きいです。プリアンプはギターからの音の信号を整えて、サウンドキャラクターを決定する役割を持っているからですね。

ならば、自分のお気に入りのプリアンプを使ってやろう!!という発想がこれです。

プリアンプにはペダル型になっているものがあるので、ボードの中に入れておくだけで、どこでも自分の音作りができます。

プリアンプはリターン端子で接続すべし!

ここで大事になってくるのが接続の方法です。

前項で話した通りアンプの構造は

INPUT→【プリアンプ】→【パワーアンプ】→【スピーカー】→OUTPUT

こんな感じになっています。

例えばボードにプリアンプをそのまま組み込んで、普通にINPUTに接続するとします。するとどうでしょう?

せっかくボードのプリアンプでキャラクター設定をしたのに、アンプ側のプリアンプによって、その設定を上書きされてしまいませんか?

これではせっかくプリアンプを導入しても意味がありません。

ここで大事なのが「リターン端子に接続する」ということです。

リターン端子はプリアンプとパワーアンプの間に存在する端子です。リターン端子から接続するということはつまり、アンプ側のプリアンプを通さないように接続が可能になるということです!

この接続方法なら、ペダル側のプリアンプの実力を存分に発揮できますね!

おすすめのペダル型プリアンプ

ではおすすめのペダル型プリアンプをいくつか紹介します!

Hughes and Kettner/Tubeman 2

ひと昔前に流行ったケトナーのプリアンプ。中には真空管が内蔵されています。クリーンからハイゲインまで対応できます!

ADA / MP-1 Channel

ポールギルバートも愛用していた「MP-1」のサウンドを再現したモデル。 中には真空管が2本内蔵されています。ピッキングに対する反応が素晴らしく、強弱をつけて演奏したくなるようなサウンドです。

Orange Custom Shop / Bax Bangeetar Guitar Pre-EQ

「orangeアンプのような音を出したい!」という人はこちら!

マーシャルとは一味違うバリっとした歪みが特徴です。

プロファイリングアンプ「KEMPER」のすすめ

最後はプロファイルアンプ「KEMPER」を使うという方法です。

「KEMPER」について詳しく知りたい方はこちらをどうぞ!

まあ要約すると

  • 実際のアンプの音が録音された「プロファイリングアンプ」
  • サウンドは本物と聞き分けできないほどのクオリティ
  • 世界中のあらゆるアンプを弾くことができる

こんな感じです。

すごくないですか?(笑)

これ持ってたら、どんなサウンドでも作り放題です。

そして「KEMPER」がこのアンプ問題で最適だと感じるのが、パワーアンプ内蔵でキャビネットにそのまま接続できるということです。

もうほぼ完全にマーシャルに縛られることなく、あらゆる音で演奏することができます。

持ち運びに関しても、約5kgほどなので車で持ち運ぶなら全く問題ありません。

問題があるとしたら値段かな(笑)(約30万円

また、別売りでKEMPER専用のフットスイッチがあるのですが、これを組み合わせたら、「ライブでできないことないんじゃないか」ってくらい操作性が高いので、そちらもチェックしてみるといいかなと思います!

他にも種類があるのですが、今回紹介するのは、パワーアンプが内蔵されていて、持ち運びが便利なヘッドタイプです。

詳しくはこちらからチェックしてください!!

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