【ギター解説】レスポールの魅力!音の特徴から使用アーティストまで

こんにちは、もつを(https://twitter.com/motsuwo3)です。

「レスポール」っていうギターがあることを最近知ったんだけど、詳しく知りたいなあ。

ギターを購入するときの参考にもしたいし!

こんな人に向けての記事になっています。

というわけで今回は「レスポール」というギターについて深堀りしていきます!

  • どんなパーツでできているのか
  • 音の特徴
  • 使用ミュージシャンの紹介(動画付き)

これらを交えて解説していきます。

より「レスポール」を理解するための機会になれば幸いです!

ブログの読み方

このブログは見出し、太文字、アンダーラインだけを読んでも、大まかな内容が分かるようになっています。

時間がない方や、全部読むのしんどいなって方はそこだけ読んでください!

目次

レスポールとは?

レスポールの歴史

レスポールは1952年にGibson社が販売を開始したエレキギターです。

アメリカのギタリスト、レス・ポール氏のシグネチャーモデルとしてGibson社が発売したのが始まりです。個人のシグネチャーモデルが世界の標準モデルになるなんてすごいですね!

レスポールでは主要2種のスタンダード、カスタムの他に、スペシャル、ジュニア、デラックス、スタジオ、クラシックなどなど、様々なラインナップがあります。それぞれ音の特徴が違うのでチェックすると面白いです!

また「レスポール」と呼んでいいのはGibsonとその子会社のEpiphoneのレスポールだけで、他のメーカーからもたくさん同じ形のギターが発売されていますが、厳密に言えばそれらは「レスポールタイプ」と呼ぶそうです。

レスポールの解剖書

これから解説していくのはあくまでレスポールの「基本形」です。

そのほかにも色々な種類の機種があるのでその都度チェックするをおすすめします。

ボディ

「くびれ」の深い形状が特徴的です。バックにマホガニー、トップにハードロックメイプルの2種類の木材を張り合わせて作られており、その重量は5㎏ほどと、とても重いです。トップ材は滑らかにカットされており塗装のフィニッシュも相まってとてもきれいな仕上がりになっています。

ピックアップ

レスポールには基本的に「ハムバッカーピックアップ」が搭載されています。ハムバッカーはノイズレス構造を持ったピックアップのため、より高い出力が可能でロックなオーバードライブサウンドや、深く歪んだディストーションサウンドにも対応できます

ネック

太めのネックが多いです。またミディアムスケールが採用されており比較定弾きやすいギターになっています。ボディとの接続は、広い面を接着剤でしっかりと固定する「セットネック」が採用され、弦の振動をしっかりとボディに響かせています。低音域の安定感を生む一つの要因でしょう

ブリッジ

弦はブリッジを通り、「テールピース」と呼ばれる固定具で止められます。ブリッジには弦高が調整可能な「エレベーション」やオクターブチューニングが可能な「オクターブスクリュー」が付いています。またブリッジは高さがあり、弦とボディに距離があるためピッキングしやすいというメリットもあります。

レスポールの音の特徴

甘くて太いウォームなサウンド

レスポールと言えば、ハムバッカーピックアップからなる甘くて太い、温かみのあるサウンドが特徴です。

硬質でタイトなストラトキャスターと比べて中低音域がしっかりとでていて、音の周りに低音域が「ほわーん」とまとわりついているような雰囲気です。

この太くて温かいサウンドはクリーンにも説得力があり、これにリバーブなんかを掛けてエモエモなフレーズなんかを弾いたら、もうたまらんです(笑)

デメリットとしてはカッティングなどのリズムギターにはあまり向かないことが挙げられます。

ドライブサウンドにピッタリ!

レスポールは「歪み」との相性はバッチリです

ロックなオーバードライブサウンドから深く歪んだディストーションサウンドまで、幅広い音作りに対応することができます

TREBLE(リア)・・・思わずブリッジミュートしたくなるような気持ちの良いザクザクサウンド

RHYTHM(フロント)・・・長いサスティーンからギターソロに向いている

各ピックアップはこんな感じのイメージ。

ド定番のいわゆる「ギターロック」を最大級に楽しむことのできるギターです!

泣きのギター

前項でもありましたが、レスポールのフロントトーンはとても太くて甘いサウンドのためギターソロに最適です

サスティーンが長く、表現力の高いエモーショナルなギター「泣きのギター」と表現することがありますが、レスポールはその「泣くギター」の代表機種と言ってもいいでしょう。

あとに出てきますが、B’zの松本さんのギターを想像するとわかりやすいかもしれません。

とにかくフレーズを弾いていて気持ちいい。

ギターを存分に生かしたバンドに最適です!

レスポールを使用するミュージシャン

ジミー・ペイジ

ジミーペイジはイギリスのロックバンド「レッド・ツェッペリン」のギタリストであり、エリック・クラプトン、ジェフ・ベックと並んで「三大ギタリスト」と呼ばれる伝説のギタリストです。

低い位置にギターを構えるそのフォームを多くのギタリストが真似をするなど、その影響力は凄まじく、レスポールがこれほどスタンダードなギターとして成り上がったのも彼の影響が大きいでしょう

テクニックとしてはめちゃくちゃに上手いというわけではありませんが、印象的なリフやフレーズを作り出す能力はピカイチです。

また革新的かつ挑戦的な演奏方法を多く編み出しており、ボトルネックを使用したスライドギターや、バイオリンの弓を使用して演奏する「ボウイング奏法」など、常人には考えられない発想力の持ち主です

スラッシュ

スラッシュは世界的ロックバンド「ガンズ&ローゼス」のギタリストです。

「大切なのはどれだけ上手いかではない。どれだけかっこいいかだ

彼の有名な言葉です。このセリフがもうかっこいいですね(笑)

スラッシュは自分で言うようにプロのギタリストの中で特別上手いわけではありません。

ただ本当にかっこいい。立ち姿からそのフォーム、プレイまですべてが絵になります。彼のギタリストとしてのスタンスは「アーティスト」という存在を体現しています

松本孝弘

https://www.youtube.com/watch?v=i833L3hhmM0

ご存知我らがギターヒーローB’zのギタリスト松本孝弘さんです。

彼のギターは何といっても「泣きのソロ」ですね。

レスポールの良さを最大限に生かし情緒的なギターをリスナーに届けてくれます。

世界的な評価も非常に高く、Gibsonからシグネチャーモデルを史上5人目に出したり、日本人で初のグラミー賞を受賞したりとその活躍はとどまるところを知りません

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