おすすめのフェンダーテレキャスターは?種類と選び方を解説!【USA・ジャパン・メキシコ】

フェンダーテレキャスター
この記事で分かること
  • フェンダーのテレキャスターが欲しいんだけど、どれが良いか分からない
  • 自分に合ったテレキャスターの選び方を教えて!

テレキャスターに関わらず、ギターを選ぶうえで必ず候補に入ってくる「フェンダー」。

そんなフェンダーのラインナップはギターだけで10以上のシリーズがあるのはご存知でしょうか?

メーカーはもちろん知っているけど、どんなラインナップがあってそれぞれどんなサウンドなのかは意外と知らない人も多いかと思います。今回はフェンダーのテレキャスターの購入を検討している人に向けて、ラインナップの解説とその選び方を解説していきます!

目次

フェンダーテレキャスターの種類

フェンダーのラインナップは大きく「フェンダーUSA」「フェンダーメキシコ」「フェンダージャパン(Made in Japan )」に分けられます。

本家のフェンダーUSAはグレードが高く、品質・価格ともに他の2つよりも高め。フェンダーメキシコ、フェンダージャパンは廉価帯シリーズとしてのラインナップです。

それぞれどんなシリーズがあるか見ていきましょう!

フェンダーUSA

「American Ultra」:レギュラーライン最上位モデル。モダンなサウンド、仕様

フェンダーらしさを残しながらモダンな音楽にも対応できる汎用性の高いサウンドが特徴。ノイズレスピックアップを使用し、シリーズ(直列)/パラレル(並列)回路の切り替えが可能な「S-1スイッチ」、ロッキングチューナーなど機能性に優れたモデルです。

「American Original」:ビンテージサウンドを引き継いだ本格シリーズ

「50’s」「60’s」「70’s」のラインナップが存在。スタイル、サウンド共にビンテージ志向のシリーズです。本格志向のビンテージトーンと、光沢のないラッカー塗装が魅力的です。

「American Professional II」:フェンダーの新たな「標準機」

フェンダーギターらしいサウンドを実感できる「標準」と言えるシリーズ。どこかアコースティックな響きを残したサウンドは、プレイヤーのフィーリングをダイレクトに表現することができます。

「American Performer」:使いやすさに特化したモデル。実用性◎

フェンダーUSAの中では価格が安く、そして実用性に優れたコストパフォーマンスに優れたモデル。パフォーマーシリーズにのみ使用される「YOSEMITEピックアップ」はパワフルで明るいサウンドトーンを生み出します。

フェンダーメキシコ(MEX)

「Player」:クラシックなサウンドを現代でも使いやすいよう

Player Seriesピックアップは、クラシックなフェンダーサウンドに少しエッジを追加。クリーンからドライブサウンドまで使いやすい、その名の通りプレイヤーに寄り添ったシリーズです。

「Vintera」:年代ごとに焦点を当てたヴィンテージな1本

「American Original」と同じように50年代、60年代、70年代と各年代に焦点を当てた商品をラインナップ。温かみのあるウッディなトーンが特徴。

「Deluxe」:歪みの乗りが良いモダンな1台

ノイズレスピックアップを使用し扱いやすさ抜群。幅広いサウンドメイクに対応し汎用性の高いモデルです。ロック式ペグや、コンター加工されたネックヒールを採用し、プレイアビリティに優れています。

フェンダージャパン(Made in Japan)

「Heritage」:フェンジャパヴィンテージの上位シリーズ

フェンダーカスタムショップ(最上位機種)のマスタービルダーであるマーク・ケンドリックが監修したハイエンドヴィンテージモデル。歯切れの良いフェンダーサウンドが得られますよ。

「Traditional」:日本人が使いやすいヴィンテージギター

フェンダーの伝統的なサウンドを再現しながら、手の小さい人に弾きやすいよう、ナット幅が狭く設計されています。フェンダーのクラシックトーンを手頃に手に入れられるシリーズです。

「Hybrid II」:モダンとヴィンテージのハイブリッド

フェンダーらしいサウンドをモダンな音楽にも対応できるようにブラッシュアップ。まさにモダンとヴィンテージの「ハイブリッド」なモデルです。

「Modern」:フェンダー界の異端児!ハイゲイン対応シリーズ

フェンダーシリーズの中では唯一と言ってもいいハイゲインに対応するモダンシリーズ。ルックスも他のシリーズにはない現代的なデザインで、ハードロックやメタルギタリストにもおすすめの1台ですよ。

カッティングにおすすめのフェンダーテレキャスター

さあ、ここまでそれぞれのシリーズを1つずつ紹介してきましたが、ここからは「こんなプレイにはこのテレキャスがおすすめだよ!」という形でおすすめのシリーズを紹介していきたいと思います!

まずはカッティング向きのテレキャスについてです!

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チャキチャキ系

チャキチャキ系のカッティングをしたい方におすすめなのは、とにかくクリーンサウンドがきれいで歯切れの良いテレキャスターです。適度なアコースティック感で気持ちよく演奏することができますよ。

そしておすすめのシリーズはこちら!

  • 「American Professional II」シリーズ
  • 「Hybrid II」シリーズ
  • 「50`s」モデル

「American Professional II」「Hybrid II」はどちらのシリーズも伝統的なフェンダートーンを使いやすくまとめてあるような印象で、特にクリーンサウンドはピカイチ!おしゃれなフレーズをつま弾くように演奏するのにもぴったりです。「50`s」系のモデルはクリーントーンがクリアなことから、ヴィンテージサウンドが好みの方におすすめですよ。

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切り裂くようなクランチサウンド

最近の邦ロックでよく見られる歪ませすぎないクランチサウンドでのカッティングプレイ。学生で邦ロックバンドを組みたい方はここがぴったりかもしれません。選ぶポイントは歪みノリが良いかどうかです

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  • 「American Ultra」シリーズ
  • 「Player」シリーズ

フェンダーのラインナップの中でもモダンな2シリーズ。「American Ultra」は適度なコンプ感があり、粒のそろった気持ちの良いカッティングトーンが得られます。テレキャスの歯切れの良さを残したドライブサウドをメイク可能ですよ。

「Player」シリーズはリーズナブルな価格設定ながら汎用性の高いサウンドで、歪みとの相性も◎。予算に合わせて選ぶのがおすすめです。

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リードギターにおすすめ!パワー型テレキャス

リードギターとしてテレキャスターを使いたい方はこちらがおすすめ!深い歪みにも対応でき、パワーもしっかりある汎用性の高さが魅力のシリーズです。

  • 「American Performer」シリーズ
  • 「Modern」シリーズ
  • ハムバッカー搭載モデル

「American Performer」はシングルコイルながら、そのパワー感と深いドライブサウンドも鳴らせる対応力の高さが魅力。

「Modern」シリーズはクリーンからディストーションまで破綻することなくサウンドメイクが可能で、どんなバンドでも活躍できる懐の広い1台です。

ハムバッカーを搭載した、いわゆる「テレキャスターデラックス」を選ぶのも1つの選択肢。温かみのあるハイパワーサウンドが好みの方におすすめですよ。

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ギターボーカルにおすすめのフェンダーテレキャスター

ギターボーカルが持つテレキャスにおすすめしたいのが「シンライン」です。

もちろん、前項で紹介したシリーズもフロントマンが持っておかしくないギターなのですが、特別ギターボーカルが持つテレキャスとしてぴったりなので、ピックアップしました!

シンライン

シンライン」とはボディの一部が空洞のテレキャスターのこと。

適度な残響感でバンドに「雰囲気」を追加することができます。サウンドが前に出すぎないこと、リードトーンと被らないことからギターボーカルが使うテレキャスターにぴったりです。生音が気持ちいことから自宅での弾き語り練習もはかどりますよ。

ボディに空洞があることから重量が軽く、女性が持つギターとしてもおすすめです。

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カントリーにおすすめのフェンダーテレキャスター

カントリーには少し温かみのあるサウンドがぴったり。60‘sヴィンテージシリーズを選ぶことをおすすめします。価格帯はシリーズによってピンキリなので予算に合わせてチョイスしましょう。

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